変位センサの直線性とはどんなものか

変位センサの直線性とはどんなものか

変位センサの商品紹介ページなどでよく目にする直線性とは、その測定器の性能を示す指標の1つです。
理想とする数値と実際に測定した結果の数値との誤差、すなわちずれている量のマックスを示しています。
プラスマイナスの記号が頭につき、その誤差の最大の数値と長さの単位が併記されます。
たとえばその機器のスペックがプラスマイナス0.05mmであった場合、測定器を使用しながら対象物を1mm動かせば、その時に表示される数値の誤差が0.05mmであることを表す指標という訳です。
この例の場合、0.95mmから1.05mmの間の値を示す機器であるということになります。
直線性は、リニアリティとも表現されています。
変位センサにおいてのリニア出力は、変位量と比例して変化するもので文字通りほとんど直線的です。
ただ理想の直線に対して僅かにズレが生じており、リニアリティとはこの誤差がどの範囲内にあるかを示す指標と言えるでしょう。

変位センサにおけるサンプリング回数について

私たちが電子計測を行う際に必要となるのは、誰がどのような状況にあるかということの電気的なシグナルです。
前提としては、えられた電気信号をコンピューターなどで処理するということがあります。
コンピューターを使用することで、時間経過とともにどのようになっているかというようなこと記録も出来ますし、様々な高度な解析もできるようになります。
このようなものの中で、物体の位置の変化を電気的な信号に変換するものを変位センサと呼びます。
変位センサーにも、測定原理や測定精度などによりいくつかのタイプのものがあります。
そのようなものはないから、測定環境に適したものを選ぶことになるわけです。
選ぶための条件としては、物体の変位の大きさや測定精度などがまず考えられますが、比較的速く動くものの状況を調べたいという場合には、センサが動作する信号の1時間あたりのサンプリング回数というものも重要になってきます。
この値から、どの程度の速さの変化を知ることができるかが分かります。

著者:粟野佐一

筆者プロフィール

神奈川県横浜市生まれ。
変位センサに携わる仕事をしています。
このサイトでは疑問の声が多いものを解説していきます。